家にいるネズミの寿命はいつですか?放っておけば死にますか?
家にネズミが住みついて、1年になります。
毒エサ、粘着シート、超音波などいろいろ試したのですが、ダメでした…。
「そのうち死ぬだろう」と思っていますが、いまでも天井を走りまわったり、壁などをひっかく音がします。
ストレスがたまり、よく眠れません…。
ネズミの寿命は何年なのでしょうか?
ネズミが死ぬように、何か工夫出来ることはありますか?
やはり、プロの業者に頼むしかないのでしょうか?
寿命は3年ですが、すぐ増えます。ネズミの好物・エサは撤去して、家が傷んで汚れる前に1日も早く駆除しましょう。
こんにちは。
みんなのネズミ駆除屋さんの、中村です。
ネズミのフンが家にあると、本当にイヤですよね。
「家にいるネズミが、1年たってもいなくならない!」
「ネズミが死ぬのを待ってるけど、まだ元気に走り回っている…もう我慢の限界だ!」
「そろそろいなくなるだろう」と思っているネズミが、いつまでもいなくならないと、すごいストレスですよね。
殺鼠剤とかネズミ駆除グッズを使ってみたけど、捕まらない。
侵入口を見つけてふさいだのに、いなくならない。
みんなのネズミ駆除屋さんにも、このような状況に困ってお電話をくださるお客さんがたくさん居ます。
結論から申し上げます。
ネズミは放っておいても死にません、むしろ増えます。
1年も家にいると、屋根裏は大量のフンでいっぱいでしょう。
断熱材が、巣の材料に使われている可能性も高いです。
家が汚れて傷み、被害は広がっているのですが…。
ネズミの被害は、目に見えない部分が多いので、危機感を感じにくいのです。
おそらく、状況はあなたが考えているよりも、ずっと深刻です。
リフォームレベルの修理が必要になったお客様もいらっしゃいました。
当然、多大な費用がかかります。
ネズミは、エサがないと2~3日で死にます。
しかし、1年たっても家を走り回っているのであれば…
おそらく、子どものネズミがたくさん生まれて、順調に繁殖していると考えられます。
このページでは、ネズミ駆除の現場で長年働いてきた私が、ネズミの生態や寿命について知っていることを、すべてお話します。
さらに、家にずっと住み着いているネズミを駆除する方法も、しっかりとお伝えします。
もし、「自分でできることはすべてやったけど、ネズミを駆除できない。」「1日も早く、家から追い出してほしい」という方は、私たちみんなのネズミ駆除屋さんにご相談ください。
相談・調査は無料です。最短でその日に、おうかがいして専門調査することも可能です。
ネズミの寿命は約3年、1年に30匹生まれる可能性も
家に出るネズミは、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類です。
それぞれの寿命や出産、繁殖について表にまとめました。
クマ ネズミ |
ドブ ネズミ |
ハツカ ネズミ |
|
---|---|---|---|
寿命 | 3年 | 3年 | 1〜2年 |
繁殖する時期 | 生後 3ヶ月〜 |
生後 3ヶ月〜 |
生後 1ヶ月〜 |
妊娠期間 | 約3週間 | 約3週間 | 18〜20日 |
1回の出産で生まれる子の数 | 5〜8匹 | 6〜10匹 | 4〜7匹 |
1年に妊娠する回数 | 5〜6回 | 5〜6回 | 6〜10回 |
1年に生まれる数 | 25〜50匹 | 30〜60匹 | 25〜70匹 |
じつは、家に住みつくネズミの8〜9割は、クマネズミです。
天井や屋根裏にいるネズミは、ほぼクマネズミで間違いありません。
クマネズミの場合、1年で30匹ほど生まれる計算です。
※もちろん、環境や条件で左右されます。
ネズミの繁殖力がとても強いことが、わかっていただける数字だと思います。
「2〜3匹捕まえたのに、まだ家にネズミがいる…なぜ?」
これは、ネズミが増えたためです。
もし最初に侵入してきたのが1〜2匹でも、スグに増えます。
私の経験上、「ネズミの数が家に入って来たときと同じママ」ということは、ほぼありえません。
ネズミが住みにくい家は、エサがなくてキレイな家
ネズミにとって、人の家は天国です。
人の家には敵もいないし、雨風も気温の変化もありません。
エサもあります!
子育てにも最高の環境です。
家の紙ゴミ、布、ビニール、木くず、断熱材などを集めて巣を作って、子育てをはじめます。
1年間に5回も妊娠するので、放っておくと、どんどん数は増えていきます。
ネズミの数が増えるほど、家の汚れや傷みが広がるので、家の価値は下がっていくのです。見えないので、気づきにくいのですが…。
対策は、
- エサになる食べものを徹底的になくす
- 家をキレイに保つ
ネズミは雑食性で、基本的になんでも食べます。
家のなかのあらゆる食料が、ネズミのエサになります。
あなたの家は、テーブルの上やキッチンのカウンターに、食べものを置いたままにしていませんか?
しまっていない食べものは、すべてネズミのエサになります。
なので、密閉容器やスキマのない棚などに、しっかりと保管しましょう。
「この家には食べものがない」と思えば、その家には住みにくくなります。
不要な紙、新聞紙、ダンボールなど巣の材料になる紙類も、できるかぎり減らしましょう。
毒エサや超音波など市販の駆除グッズには、宣伝文句に書かれていないリスクがあります。
正直に申し上げて、プロの私たちでも、ネズミの駆除はけっしてカンタンではありません。
もしご自身でやろうとするなら、市販のグッズを使いますよね。
ただ、市販の駆除グッズを正しく使うこと自体が、難しいです。
これから、よく使われる市販グッズのリスクをお話します。
毒エサは、ネズミの死体が行方不明になる
毒エサは、食べたネズミが家の中で死んだ!でも死体が見つからない!
家のなかで死体が腐ってしまった…なんてことが、けっこう多いです。
※とくに夏場は最悪です…。
超音波は、ネズミが慣れる
また、超音波はネズミが慣れます。
効果はごく最初だけで、限られています。
「置いた直後はいなくなったけど、5日後にまた出た」
「周波数を変えても、ネズミが居なくならなかった」
というお客様のお問合わせも多いのが実情です。
また、公正取引委員会から排除命令が出た商品もあります。
おすすめは粘着シート:ラットサインを見極めるのがコツ
いちばん良いのは粘着シートです。
しかしこのシートも、ラットサインというネズミの行動経路を見極めて、複数枚を敷き詰めないと、捕まりません。
よくあるのが、捕まえたと思ったのが子ネズミというケース。
親ネズミを捕まえないと、すぐに妊娠して繁殖するので、根本的な解決にならないのです。
その他、バルサンなどネズミ駆除グッズについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。
▶超音波やバルサン、ネズミ駆除に効果があるというグッズ、実際は…?
そしていちばん大事なのが、侵入口をふさぐことです。
自分で侵入口をふさいだと思っても…プロでも難しい侵入口の封鎖
「自分で通気口をふさぎました」
「屋根裏に空いていた穴を埋めました」
という方も多いのですが、ネズミの侵入口をすべてふさぐことは非常に難しいです。
ネズミの侵入口は、想像以上に多いのです。
家や建物のタイプによって、侵入口の数や場所も、違ってきます。
しかし、侵入口をすべてふさがなければ、ネズミが何度でも出入りします。
「自分でふさいだのにネズミがいなくならない…」
という方は、私たちみんなのネズミ駆除屋さんに、ご相談下さい。
相談、現地調査、見積もりまで無料です。
自分では見つけられないスキマや侵入口を発見して、キレイな見た目でガッチリふさぎます。
くどいようですが、ネズミは放っておくと、被害がどんどん広がります。
「寿命が来るまで放っておこう」では、家がフンだらけになり、傷んでしまいます。
なので、1日も早い駆除をオススメします。