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ネズミの種類は場所・大きさ・フンで分かる!特徴と見分け方を解説

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家にネズミが出て気持ち悪い。何のネズミか知りたいんだけどどうしたらいい。

「家にネズミがいるみたいで気持ち悪い…。」
「何のネズミなのか知りたいんだけど、どうすればいいんだろう?」

こんにちは!みんなのネズミ駆除屋さんのナカムラです。
この記事では「ネズミの種類」や、その「見分け方」についてくわしく紹介していきます。

家に住み着くネズミはズバリ、下記の3種類。

あなたの家にいるネズミもおそらく、このどれかである可能性が高いです。
この記事では上記3つのネズミの特徴や見分け方はもちろん、ネズミが引き起こす被害についてもお話ししていきます。

ネズミは小さな動物ですがその被害はとても大きく早めの対処がとても大事です。
ネズミの種類を見分けて対策をとり、ネズミの悩みのない生活を取り戻りましょう。

※わたしたちみんなのネズミ駆除屋さんは調査・見積り完全無料のネズミ駆除業者です。
「とにかく早くなんとかしてほしい!」という場合はコチラからご相談ください。

ネズミは形・場所・フンで見分ける!家ネズミ3種類の特徴と見分け方

家ネズミ3種類の特徴

ここでは家に出るネズミの特徴や、見分けのポイントを紹介していきます。
あなたの家に出るネズミが何なのか突き止め、しっかり対策していきましょう。

家ネズミは「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の3種類

現在日本に生息しているネズミはたくさんいますが、家に住み着くネズミ、通称『家ネズミ』となると

の3種類に絞られます。
それぞれのネズミの特徴を、簡単に表にまとめました。

クマネズミ

クマネズミ
性格 ・弱気 / 臆病
警戒心が強い
運動能力・生態
殺鼠剤が効かない「スーパーラット」が増えている
高いところが得意
・寒さに弱い
・泳ぎは苦手
活動場所 天井裏
屋根裏
上層階
・狭い空間
・ビル
巣の場所 天井裏、壁の中
フンのかたち 6mm~10mm
細長い・不揃い・広範囲
フンの色 茶色または灰色
好む食物 種子・植物性のもの
体長 14〜20cm前後
(紙幣の横幅くらい)
体重 150~200g
身体の色 背中:茶色・黄褐色
腹:明るい黄褐色
尾:黒
尻尾 体より長い
大きい

ドブネズミ

ドブネズミ
性格 強気 / 暴れん坊
・警戒心が弱め
運動能力・生態 人に咬みつくことも
・寒さに強い
・泳ぎが得意
・高いところは苦手
活動場所 水場(台所など)
床下や下層階
・ゴミ捨て場
・下水道
・公園
巣の場所 土手、植え込み
フンのかたち 10mm~20mm
均一・丸みがある
フンの色 こげ茶色または灰色
好む食物 残飯、虫、草
体長 18〜25cm前後
(A4用紙の短辺くらい)
体重 150~500g
身体の色 背中:茶色・灰色
腹:明るい灰色
尾:肌色
尻尾 体より短い
小さい

ハツカネズミ

ハツカネズミ
生態の特徴
性格 ・おとなしい
・警戒心が弱め
運動能力・生態
1センチ以下のすき間でも通り抜ける
・身軽で素早い
・泳ぎが苦手
・寒さに弱い
・ジャンプが得意
活動場所 物置や倉庫
・郊外
・田、草地、土手
巣の場所 すき間
フンのかたち 4mm~7mm
平面的、尖っている
フンの色 茶色
好む食物 農作物・穀物・虫
体長 6〜10cm以下
(紙幣の縦幅くらい)
体重 10~30g
身体の色 背中:茶色
腹:白・灰色
尾:肌色
尻尾 体より短い
大きい

各ネズミについて、もう少し詳しく紹介していきます。
ぜひ見分けの参考にしてみてください。

クマネズミ:天井や高い場所が大好き
クマネズミの尻尾は黒色で身体より長い

クマネズミには「警戒心が強い」「高いところが好き」という特徴があり、この2つの特徴を覚えておくだけでもかなり見分けやすくなるはずです。最近は、殺鼠剤の効かない「スーパーラット」というクマネズミも増えています。

あなたの家のネズミ被害が以下に当てはまっていたら、クマネズミの可能性が高いです。

ドブネズミ:水がある場所・低い場所によく出る
ドブネズミの目・耳は体の割に小さく、尻尾は肌色で短い。

ドブネズミは警戒心が弱く、性格はどう猛。人間に対しても攻撃的で、出くわすと威嚇したり、場合によっては向かってきたりすることもある暴れん坊ネズミです。

水や湿気の多い場所や低い場所を好むので、台所や床下などに被害が多いのが特徴です。もし下記の特徴にあてはまる場合は、ドブネズミの可能性が高いでしょう。

ハツカネズミ:物置や倉庫に多い・小さなスキマが好き
ハツカネズミの体は10cm以下で、手足は細い。

ハツカネズミは、とにかく素早く、1センチほどの小さなスキマからも家に侵入してくる小さいネズミです。自然環境の多い物置や倉庫に住みつくことが多いです。

見分けのポイント①:ネズミを見かけた場所

ここまでネズミの特徴について紹介してきましたが、

「一瞬見えただけだし、見分けられない…」

という方もいるはずです。
そんな方のために、ここからは家ネズミを見分けるときのポイントを紹介していきたいと思います。

ネズミを見分けるときに大きなヒントになるのが、ネズミを見かけた場所(またはネズミの気配を感じる場所)です。
ネズミは種類によって活動場所が違うので、どこでネズミを見かけたか、どこから気配を感じるかが見分けの大きなヒントになります。

家ネズミそれぞれの活動場所や巣の場所は次のとおりです。

種類 クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
活動場所 ・天井裏
・屋根裏
・上層階
・狭い空間
・ビル
・水場(台所など)
・床下や下層階
・ゴミ捨て場
・下水道
・公園
・物置や倉庫
・山林付近の人家
・田、草地、土手
巣の場所 天井裏、壁の中 土手、植え込み すき間

高いところに登れず、湿ったところが大好きなドブネズミは低層階や床下に、高いところが得意でジャンプ力に優れたクマネズミは高層階や天井裏などにいることが多いです。

ハツカネズミも天井裏などに巣を作りますが、彼らが好むのは農家さんの納屋や山間のお宅など、自然環境に近い場所。都市部にお住まいで天井裏から足音がしたり、気配を感じたりする場合は、クマネズミの可能性が高いと言えます。

場所での見分け方をかんたんにまとめておきます。

見分けのポイント②:ネズミの大きさや形

ネズミを見かけた場所と同じくヒントになるのが「ネズミの大きさや形」などの見た目の特徴です。

それぞれの大きさや見た目の特徴をまとめておきます。

種類 クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
体長 14〜20cm前後
(紙幣の横幅くらい)
18〜25cm前後
(A4用紙の短辺くらい)
6〜10cm以下
(紙幣の縦幅くらい)
体重 150g〜200g 150g〜500g 10g〜30g
身体の色 背中:茶色・黄褐色
腹:明るい黄褐色
尾:黒
背中:茶色・灰色
腹:明るい灰色
尾:肌色
背中:茶色
腹:白・灰色
尾:肌色
尻尾 体より長い 体より短い 体より短い
大きい 小さい 大きい

大きさや形でいちばん見分けやすいのが「ドブネズミ」です。

ドブネズミの体長は表の通り、20センチ〜26センチ。身近なものでいうとA4用紙の短編くらいあり、体系もかなりずんぐりしています。クマネズミが紙幣のヨコ幅くらい、ハツカネズミが紙幣のタテ幅くらいの大きさなので、他の2種類と比べてもかなり大きいです。見分けやすいポイントなので、ぜひ押さえておきましょう。

かんたんに、形や大きさでの見分けポイントをまとめておきます。

見分けのポイント③:フンの大きさや色、形

ネズミが残す「フン」も、見分けのヒントになります。
もし、家にネズミのフンがあったら、ちょっとイヤかもしれませんが、その大きさや色、形を覚えておきましょう。それぞれのフンの特徴は次のようになっています。

種類 クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
フンの大きさ 6mm~10mm 10mm~20mm 4mm~7mm
フンの特徴 細長く不揃い。広範囲に散らばっている 丸みがあり、一方が細くなっている 平面的で丸みがあり、端が尖っている
フンの色 茶色または灰色 こげ茶色または灰色 茶色

この中で特徴的なのはクマネズミのフンです。
クマネズミは動きながら排泄するので、一箇所ではなく広範囲にフンが散らばります。色々なところにフンがある場合は、クマネズミの可能性が高いでしょう。

また、ネズミのフンがある場所はたいてい彼らの活動場所になっています。
先に紹介した「ネズミを見かけた場所」も合わせて考えると、見分けの精度が上がりますよ。

フンで見分けるときのポイントをまとめておきます。

ちなみにですが、もしネズミのフンやネズミそのものを生活スペース(リビングや部屋、廊下など)で見かけている場合は注意が必要。すでに巣を作られている可能性が高く、早めの対処が必要になるからです。

このあと詳しく紹介しますが、残念ながらネズミは放っておいても出て行ってはくれません…。深刻な被害を受ける前に、しっかりと対処しましょう。

「ネズミといっしょの家になんて住めない…!」
「一刻も早くなんとかしたい!」

という場合は、ぜひこちらからご相談ください。

ネズミを放っておくと大変なことに…!早めに対策を打ちましょう

ネズミが繁殖すると、お金と時間を奪われます。

「ネズミは放っておいたら、そのうち出て行くんじゃないの?」

よくお客様から聞かれることなのですが、残念ながらネズミが自然に出て行く可能性はかなり低いです…。
ネズミがあなたの家に住み着いているのは、ズバリ居心地がいいからです。人間の家は食べ物や巣の材料があり、外敵に襲われるリスクも少ないうえ冬でも暖かく、ネズミにとっては天国のような環境。わざわざ出て行く理由がないのです…。

放っておくと出て行くどころか巣を作ってどんどん繁殖し、私たちの生活にさまざまな悪影響をおよぼします。

ここではネズミによって引き起こされる被害や、駆除方法についてくわしくお話ししていきます。

ネズミが繁殖すると健康とお金が奪われる

ネズミの被害①:衛生環境が悪くなり、健康を奪われる

ネズミの被害としてまず挙げたいのが、私たちの健康を奪う衛生的な被害です。

ネズミは宿主や媒介者と呼ばれるほど、さまざまな病気の原因を運んできます。
ネズミの身体には猛烈なかゆみを引き起こすダニやノミがたくさん寄生しているほか、フンには

などの雑菌・ウイルスも含まれています。
人だけでなく動物にも感染するので、ペットを飼われている場合は注意が必要です。

また糞尿の被害も見逃せません。
フンが汚いのはもちろんですが、ネズミのオシッコはかなりニオイがきつく悪臭の原因になってしまいます。繁殖すると木材を腐らせるほどの量になるので、早めの対処が必要です。

ネズミの被害②:経済的な被害でお金を奪われる

ネズミが家で繁殖すると、さまざまなものをかじって壊し、修理が必要になったり資産価値を低下させたりと余計なお金がかかってしまうことになります。

ネズミの前歯は1週間で2〜3ミリずつ、一生伸び続けます。そのままでいると伸びた歯で口がふさがり窒息死してしまうため、いつも硬いものをかじって歯を削る必要があるのです。

家の中ではあらゆるものがネズミの「かじり」の標的になります。
が、そのなかでも

の3つは、ネズミの口にちょうどフィットし、噛みごたえもあるのでかじられていることが非常に多いです。

どれも修理や買い替えが必要になったり、資産価値の低下につながったりするものですよね。ネズミにお金を奪われる前に、しっかり対処していただきたいところです。

ネズミ被害は初動が大事!早めに対策を打ちましょう

ネズミは対策が遅れると駆除が追いつかなくなる

家にネズミが出た場合、1日も早く対策をとられることをオススメします。
ネズミの繁殖力は非常に高く、大繁殖してしまうと追いつかなくなってしまうからです。

ネズミは年に5〜6回も出産可能で、1回の出産で産まれるのは、平均で7匹前後。ネズミ1カップルから1年に30匹~40匹も子どもが生まれ、ネズミが増える計算になります。

「1年で30匹〜40匹ならたいしたことないんじゃないの?」

なんて思われるかもしれませんが、産まれた子ネズミは3ヶ月後には繁殖が可能です。
産まれた子ネズミのうち半分の3匹がメスだったとすると、”3匹それぞれが”1年間に30匹〜40匹、合計で90匹〜120匹の子供を産むことになります。その3ヶ月後にはその子供も、さらに3ヶ月後にはそのまた子供も繁殖活動を始めるので、まさに「ネズミ算」式に増えていくことになるんです…。

上記の例はオスとメスがバランスよく産まれること、餌が豊富にあること、かつネズミを食べる天敵がいないことを前提とした話にはなりますが、ネズミの繁殖力がどれほどすごいか分かっていただけたと思います。

ネズミが家に出たら、数が増えて被害が大きくなる前に対策や駆除が必要なのです。

少しでも早く駆除したいなら「ネズミ駆除業者」がオススメです

ネズミの対策は大きく分けると

という2つの方法があります。

自分で行うネズミ駆除はこちらの記事で詳しく紹介していますが、ネズミは賢い動物なので思うように駆除が進まないことも多いです。

「少しでも早く、確実に駆除したい」
「自分でやってみたものの、上手く駆除できない」
「ネズミを見たくないし、触りたくもない」

という場合は、一度プロのネズミ駆除業者に相談してみることをオススメします。

ネズミの習性を熟知したプロが駆除を行うので駆除までのスピードが速いです。
また捕まえたネズミの処理や、フンや菌で汚れた部屋の掃除・消毒も引き受けてくれます。自分で駆除を行う場合はこれらもすべて自分で行わなくてはなりません。慣れていない方にはなかなかの苦痛だと思います…。

弊社みんなの『ネズミ駆除屋さん』は相談はもちろん、現地調査も無料です。
気になる方は、ぜひこちらからお問い合わせ下さい。

まとめ

ここまでの内容をまとめておきます。

  • 家に住みつくネズミはクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類
  • クマネズミは天井や高い場所が大好き
  • ドブネズミは湿った場所がによく出る
  • ハツカネズミは自然環境の多い場所によく出る
  • ネズミの繁殖力はとんでもないので、早めの対策が大事

先にもお伝えしたとおり、残念ながらネズミは放っておいても出て行ってはくれません…。
ネズミがいるかぎり状況は悪化し続ける一方なので、1日も早く駆除に向けて動き出しましょう。

「ネズミの死骸を処理したくない」
「絶対に触りたくないし、見たくもない」
「でも1日も早くなんとかしたい!」

という場合は、プロの専門家に相談してみましょう。捕まえたネズミの処理や、菌で汚れた部屋の消毒も引き受けてくれますよ。調査や見積りは無料なので、まずは気軽に電話などで問い合わせてみましょう。

わたしたち『みんなのネズミ駆除屋さん』でもネズミ駆除をしています。調査・見積もりはもちろん無料ですので、お気軽にご相談いただければと思います。
▶︎ご相談はこちらから

ネズミの被害が一刻も早く解決することを祈っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を監修したネズミ駆除の専門家
中村(なかむら)
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